いいオリーブオイルは全然違う!美味しいオリーブオイルをご紹介します!!
オリーブオイルは、常緑高木のオリーブの果実から抽出される食用油で、地中海の地域で主に利用されてきました。歴史は大変に古く、キリスト教の黎明期から使われてきたため、今でも儀式には欠かせない材料となっています。精製の度合いによって品質や風味が変わるのが大きな特徴ですから、料理によって使い分けをします。エクストラバージンオイルは特に品質が良く、独特な芳香があるのが魅力です。ピュアオイルの種類については、香りが穏やかなために、他の素材の風味と無難に調和します。
オリーブオイルは、健康にとっても有益な食用油であることが注目されて、日本でも消費量が増大しています。国内の産地では、瀬戸内海に囲まれた小豆島が有名で、オリーブオイルが特産品となっています。オリーブオイルに含まれる脂肪酸には、オレイン酸やリノール酸が含まれ、肉類の飽和脂肪酸とは違った働きがあり、血液をサラサラにさせる効果が確認されています。
オリーブオイルはヘルシーな食用油ですから、カロリーを極端に気にせずに、適度な量を使うことがおすすめです。バターの代わりとして使っても、十分なコクが生まれ、食材の美味しさを開花させます。サラダに使えば、魚介類や野菜の旨味を引き出し、独特な芳香や光沢を与えます。冷たいスープには少しだけ加えれば、適度なコクが加味されて、喉越しも良くなります。そのままの状態で飲む場合にも、ビタミンEなどの栄養を吸収して、体に良い料理になります。
オリーブオイルのグレード
オリーブオイルのグレードは大きく分けると以下のようになります。
エクストラバージンオイル
オリーブオイルの最高級グレードは「エクストラバージン オイル」といい、 酸度が0.8%未満かつ、鑑定士の判定が 「エクセレント」としたもの。 しかし、この中でも優劣の差が大きくありすぎ、 美味しいとはいえないものが多いのも事実。 スーパーなどで比較的大きな容器で売っているものも グレードだけで言えば、エクストラバージンオイルなんです。 最近はヨーロッパでも日本でも、より良質のものが求められ、 エクストラバージンオイル=美味しいという方程式は崩れてきました。 その背景には、健康・グルメ志向から、オリーブオイルを調味油ではなく調味料として、或いは そのまま飲むような機会が増えたこと、それによって、味にごまかしが効かなくなったこと、 食の安全に対する意識が高まってきたことがあります。 当店が扱うオリーブオイルは、エクストラバージンオイルの中でも、さらに10%未満とも言われる 最高レベルのものだけで、酸度は0.1%~0.15%と、基準値である0.8%よりも圧倒的に低いものです。
バージンオイル
酸度が2%未満かつ、鑑定士の判定が「グッド」としたものですが、味は。。。 …お勧めはいたしません。
ピュア・オリーブオイル
「ピュア」という言葉は綺麗ですが、酸度が1.0%以下で、オイルを搾った後の 「搾りかす」から、溶剤で抽出したオイルに、そのままでは味も香りも無いため、 バージンオイルを加えて風味を出したもの。 このレベルの味では、オリーブオイルが嫌いになっても当然です。
美味しいオリーブオイルの特徴
そもそもオリーブオイルは唯一、果実を絞っただけでできるオイルで、フレッシュジュースのようなものと言われます。 本物の味は「いかにも油!」のようなしつこさがなく、すっきりしたものです。 オリーブの実はフルーツの一種なので、香りも楽しめるものなのです。 苦味、辛味、渋みをどのようにブレンドするかで、味が変わります。 このブレンドする技を持った達人(カタドール)の技量で味が変わります。 「健康にいいから美味しくないけれど飲む」のではなく、毎日の調理で使いたくなるほど美味しいオリーブオイルとの出会いを是非お楽しみ下さい。
個性の違う3種類のオイルを紹介しています。 どれも最高品質で、世界に誇るレベルですから、この3本があれば、もうオリーブオイルで悩む必要はありません。 勿論、完全無農薬のオーガニック製品ですから、そのまま飲む方も多いですし、お肌に付けても大丈夫です。